羽田建築設計事務所

singke
2019.3.30

賃貸住宅 現場確認 広島設計事務所ブログ

 

先日工事が進捗中の現場を確認しました。

閑静な住宅地にあるので、のどかな雰囲気です。

 

裏山が近いため、建物の一部は特別警戒区域に入り込んでいるのでクリアしなければいけない厳しい条件があります。

該当範囲内を鉄筋コンクリート造にするか、がけ崩れ対策の擁壁を建てる必要がありますが、

この度は基礎を特殊な形状とし、構造計算をすることで

大きく構造を変えることなく、木造での計画を可能としています。

広島は崖も多く、特別警戒区域のエリアも年々拡大してますので

エリアに認定されるとほぼ建築が不可と思われがちですが、

クリアする方法を模索して、金額的にも安全性もおススメできる方法を提案できることも多いです。

Posted on by 羽田佑輝

 

singke
2019.3.25

騒音検査 防音室 広島設計事務所ブログ

先日建築予定地にて騒音の検査をしました。

 

 

JRの線路近くの土地で、電車が通った際に発生する騒音の数値を計測しました。

 

 

電車が通らない平常時はおよそ46デシベルほど。

一般的には静かな住宅地の音量と言えます。

電車が通った際の数値は75デシベルほどでしたので、

例えるなら地下鉄の電車内で走行中に窓を開けた際の騒音と同じぐらいになります。

高気密高断熱住宅の場合は密閉率が高く、断熱材も躯体に多く入っているので

防音室とまではいかないにしても、遮音効果が期待できます。

 

 

・Posted on by 羽田佑輝

 

singke
2019.3.21

ヒアリング プレゼン作成 広島設計事務所ブログ

只今、先日ヒアリングを行った物件のプレゼンの作成をしている最中です。

事務所の新築物件ですが、1階はピロティにして駐車場として使用し、

上層階は事務所として使用するというシンプルな内容で、

目の前に海があったりと、立地を活かした提案ができるよう検討中です。

もともとあった建物を解体して事務所を新築するのですが、

既存建物の1階にあったコンビニ?では過去何回か買い物をしたこともあり、懐かしい気持ちになりました。

建築地は県外ですが、個人的には思い入れのある地域なのでいい提案をしていきたいと思います。

Posted on by 羽田佑輝

 

singke
2019.3.15

補助金の有効活用について 広島設計事務所ブログ

こんにちは、羽田建築設計事務所の羽田佑輝です。

 

昨今省エネ住宅になど多様な補助金制度がありますが、使えるものなら全ての補助金を使いたいものですね。

この度は以外と知られていない補助金のうち一部についてお話をします。

 

中には知られておらず予算が余ってしまうものもあるようですが、

補助金は予算の枠があったり、他の国の補助金と併用が出来ないものも多いので多くの中から一番お得な補助金を検討して採用する必要があります。

 

外構関係の補助金

 

今年の4月末から開始されましたのがこの補助金で、あまり認知はされていないようですが、外構工事にウッドフェンスやウッドデッキを使用した場合、特定の条件をクリアすれば補助金がもらえるというものです。

 

林野庁が行っている「クリーンウッド法」に関するもので、木質化を促進する目的で設けられた補助金です。

 

内容はシンプルで、JIS規格などで認定された保護塗料を塗装し、簡単な諸条件をクリアすれば認定されるので、外構工事に木質材料を使用される場合は適合されるが多いように思います。

 

補助金額も意外と大きいので条件に合う場合は是非ご検討下さい。

 

 

 

先日、当補助金の説明会があったので参加した時の様子です。

 

今回初めて採用された補助金なので、窓口の方も慣れていない様子でしたが、そのような補助金は狙い目かもしれませんね。

 

 

外構に関してはお手入れの関係で樹脂でできたウッドデッキやアルミなどでできたフェンスを選ばれることもあるかと思いますが、本物の木だと経年による色の変化がありますが、それを風合いとしてることができるとそこまで気にならないかもしれません。

 

塗料の塗り替えもやってみるとそこまで難しくないので、設置する前は日用大工とは縁がなかった方も、愛着が沸き、趣味の一つとして楽しまれている方もおられます。

 

薪ストーブの補助金

 

こちらは地域によって募集しているところとそうでないところがあるのですが、特に寒冷地域では募集をしていることもあります。

 

国ではなく地域の予算から出されていることも多いので、興味がある方は是非調べてみて下さい。

 

 

条件は地域によって異なりますが、今当事務所で対応させて頂いております物件の地域の薪ストーブ補助金については、どのような薪ストーブでも大丈夫で、あとは申請者が税金をきちんと納めているかなどを問われます。

生活に安らぎや楽しみを与えてくれる薪ストーブですが、高額なので敷居が高い印象があります。

 

もし補助金が使えるようであれば有効活用して導入を考えたいものです。

 

すまい給付金や次世代住宅ポイントなど、その他様々な補助金がありますが、その辺りは有名なので恐らくどこもご存知かと思いますので別の機会で書きたいと思います。

 

今住宅を検討されている方は、住宅メーカーや設計事務所などの担当者レベルで、使える補助金を把握できていないということも稀にあり、前述のクリーンウッド法の補助金のように新しい制度も出ているので、取りこぼさないように是非とも一度ご自分でお調べ頂くことをおススメします。

singke
2019.3.13

幼稚園用途変更 現場確認 広島設計事務所ブログ

 

この度計画が進んでいる物件の現場確認を行いました。

今は使われていない幼稚園を簡易宿泊施設に用途変更をするのですが、

改修後の内容は今の建築基準法に適合するように検討する必要があります。

宿泊室を設けるために間仕切壁を多く設置することで建物の荷重が大きくなることは問題ないか、

宿泊室に採光を確保することは可能かなど、検討事項は多岐に渡ります。

取り壊して立て替えたほうが形や間取りを自由に計画できるのですが、

既存建物を再利用することで全体的なコストを抑えることができ、

もとの形が残るので建物に思い入れのある人にとっては、嬉しく感じることもあるのではないかと思います。

使われなくなっても、今も幼稚園の中の様子は使用されていた時のままでした。

これまで多くの園児を見送ってきたこの建物も、

今回の計画できれいになって、これからも多くの人の役に立ってくれると嬉しく思います。

 

 

Posted on by 羽田佑輝

 

singke
2019.3.7

仕様打ち合わせ 広島設計事務所ブログ

最近は暖かく、春が近づいてきている実感があります。

 

 

 

 

 

 

 

そんな中、現場で打ち合わせをすると気持ちがいいものです。

各部の仕様や色を決める際は実物のサンプルを見ながら検討しますが、

自然の木を使用する場合は塗装の方法や、切り取る部分で表情が変わってくるので

雰囲気も変わってきます。

 

イメージすることが難しい場合もありますが、そこが木の良さのように思えます。

 

Posted on by 羽田佑輝

 

singke
2019.3.2

現場確認 家具打ち合わせ 広島設計事務所ブログ

 

先日現場にて家具や仕様の打ち合わせをしました。

電気工事前だったので、照明の確認や造作家具の打ち合わせをしたのですが、

上棟後なので部屋の広さも体感しながら打ち合わせをすることができました。

 

ただ、現場は日々進んでいるため現時点でのちょっとした変更でも工事の手戻りになることもあるため

注意しなければいけません。

完成した時には覆って見えなくなる梁や柱や断熱材等も工事中は見ることができます。

現場を見ると細かいところまで丁寧に仕事をされているのでとても安心です。

 

 

品質にばらつきが出ないように、メーカー等では納まりを統一しているところもあるらしいのですが、

現場で作業をされる職人さんによってやり方が違うのも見ていて楽しい部分でもあります。

 

Posted on by 羽田佑輝

 

singke
2019.2.27

木製玄関扉 薪ストーブ打ち合わせ 広島設計事務所

この度計画中の物件について、仕様打ち合わせが順調に進んでいます。

検討中の薪ストーブと、木製玄関扉についてお施主様と実物を見学に行きました。

設計をする上でご要望をもとに図面にしていきますが、

設計士の中にあるイメージとお施主様のイメージを共有していく打ち合わせの段階が重要で難しいところでもあります。

 

それぞれが持っているイメージは、実際に現場が完成した状態を見た時でないと完全に一致はしないかもしれませんが、

使用するもののサンプルの提示や実物の見学、体感を通して少しでもイメージの差を縮めることができたらと思っています。

薪ストーブは暖かさを体験でき、

木製の玄関扉は木の質感を実感できるのでいい機会になりました。

 

色々見学するため、お施主様を連れ回してしまうこともありますが、

その打ち合わせに費やした時間が価値のあるものになるように進めたいものです。

各商品の担当の方々も親切に対応して頂けますし、

図面を見るだけでは得ることができない新しい発見もあり、とても勉強になります。

 

 

Posted on by 羽田佑輝

 

singke
2019.2.24

リノベーション 現場確認 広島設計事務所ブログ

この度リノベーションを行うマンションの解体が終わったので現場確認を行いました。

この度のように構造躯体(スケルトン)以外の全ての壁や設備(インフィル)を撤去して

自由に間取りを計画するのですが、

 

特に古い建物だと壊すことが出来ないスケルトンの梁が低い高さにあったり、

排水管の位置が決まっていることもあるのである程度計画に制約があることも多いです。

それでもキッチンなどの設備を交換するだけでも生活のしやすさは大きく変わるので、

制約がある中でも使い勝手がよくなるように設計するとリノベーション前と比べると見違える仕上がりになります。

 

 

中古の戸建て住宅を丸々リフォームすると、新築の金額とまではいかないにしても

断熱性や構造のことも配慮するなら金額が大きい工事になることが多いです。

マンションのリノベーションは建物の構造躯体がしっかりしているので、

丸々リノベーションをしても戸建リフォームよりも安価にできることが多いので、

マンション暮らしで設備などが古くなってきた方は、模様替えも兼ねてリノベーションを考えられても宜しいかと思います。

 

 

Posted on by 羽田佑輝

 

singke
2019.2.22

造作家具 広島設計事務所ブログ

 

建物を新築するのと合わせて家具を買い替える方も多いです。

気に入った既製品の家具をコーディネートして選ぶのも素敵ですが、

現場で大工さんや家具屋さんが

一から組み立てていく造作家具も魅力的です。

造作家具だと金額が高いというイメージがあるかもしれませんが、

既製品の家具でも気に入ったものは値段が高いということもよくあり、

それに比べると安価な場合も多く、

造作家具だと建物本工事に含めることができるので

住宅ローンで家を建てる場合は、

ローンに一括で含めて支払いをまとめることができるのが

利点の一つです。

また、使用する材料をまわりの床や扉にあわせることも自由なので

インテリアに一層統一感が生まれます。

サイズも規定がないため、

壁の隅から隅までぴったりと作成することができ、

スペースの有効利用をすることもできます。

 

Posted on by 羽田佑輝