羽田建築設計事務所

2019.3.15

補助金の有効活用について 広島設計事務所ブログ

こんにちは、羽田建築設計事務所の羽田佑輝です。

 

昨今省エネ住宅になど多様な補助金制度がありますが、使えるものなら全ての補助金を使いたいものですね。

この度は以外と知られていない補助金のうち一部についてお話をします。

 

中には知られておらず予算が余ってしまうものもあるようですが、

補助金は予算の枠があったり、他の国の補助金と併用が出来ないものも多いので多くの中から一番お得な補助金を検討して採用する必要があります。

 

外構関係の補助金

 

今年の4月末から開始されましたのがこの補助金で、あまり認知はされていないようですが、外構工事にウッドフェンスやウッドデッキを使用した場合、特定の条件をクリアすれば補助金がもらえるというものです。

 

林野庁が行っている「クリーンウッド法」に関するもので、木質化を促進する目的で設けられた補助金です。

 

内容はシンプルで、JIS規格などで認定された保護塗料を塗装し、簡単な諸条件をクリアすれば認定されるので、外構工事に木質材料を使用される場合は適合されるが多いように思います。

 

補助金額も意外と大きいので条件に合う場合は是非ご検討下さい。

 

 

 

先日、当補助金の説明会があったので参加した時の様子です。

 

今回初めて採用された補助金なので、窓口の方も慣れていない様子でしたが、そのような補助金は狙い目かもしれませんね。

 

 

外構に関してはお手入れの関係で樹脂でできたウッドデッキやアルミなどでできたフェンスを選ばれることもあるかと思いますが、本物の木だと経年による色の変化がありますが、それを風合いとしてることができるとそこまで気にならないかもしれません。

 

塗料の塗り替えもやってみるとそこまで難しくないので、設置する前は日用大工とは縁がなかった方も、愛着が沸き、趣味の一つとして楽しまれている方もおられます。

 

薪ストーブの補助金

 

こちらは地域によって募集しているところとそうでないところがあるのですが、特に寒冷地域では募集をしていることもあります。

 

国ではなく地域の予算から出されていることも多いので、興味がある方は是非調べてみて下さい。

 

 

条件は地域によって異なりますが、今当事務所で対応させて頂いております物件の地域の薪ストーブ補助金については、どのような薪ストーブでも大丈夫で、あとは申請者が税金をきちんと納めているかなどを問われます。

生活に安らぎや楽しみを与えてくれる薪ストーブですが、高額なので敷居が高い印象があります。

 

もし補助金が使えるようであれば有効活用して導入を考えたいものです。

 

すまい給付金や次世代住宅ポイントなど、その他様々な補助金がありますが、その辺りは有名なので恐らくどこもご存知かと思いますので別の機会で書きたいと思います。

 

今住宅を検討されている方は、住宅メーカーや設計事務所などの担当者レベルで、使える補助金を把握できていないということも稀にあり、前述のクリーンウッド法の補助金のように新しい制度も出ているので、取りこぼさないように是非とも一度ご自分でお調べ頂くことをおススメします。