羽田建築設計事務所

2019.7.24

上棟 庚午中の家 広島設計事務所ブログ

 

先日上棟を行いました。

天気予報では曇りでしたが、なかなか雨が止まず苦労しました。

雨が降っては養生をして作業が止まることの繰り返しです。

 

レッカーを止めるのにとなりの駐車場をおかりするのが一日だけということもあり

大工さんの休憩はほとんどない中なんとか棟上げまで終えることができました。

天気が悪く、建物のボリュームも大きいのに一日で終えて下さった皆様に感謝です。

お施主様もお弁当やお土産を振舞って下さったので、

職人さん方もより頑張った甲斐を感じられているのは無いかと思います。

 

これから本格的に暑い季節になりますが、お体に気を付けて作業をして頂きたいものです。

 

Posted on by 羽田佑輝

 

2019.7.21

基礎工事完了 庚午中の家 広島設計事務所ブログ

この頃雨の日も続き天気が安定しないですが、

来週の上棟に向けて基礎工事が完了しました。

この度は基礎断熱なので上棟の前に断熱材を基礎内に敷いていきます。

上棟予定日は雨が心配でしたが、

週明けの天気はそこまで崩れそうにないので決行できそうです。

Posted on by 羽田佑輝

 

2019.7.16

エアコンサイズはどうやって選ぶ? 広島設計事務所ブログ

こんにちは、羽田建築設計事務所の羽田佑輝です。

七月も半分を過ぎ、本格的に夏に突入してきましたね。

暑い日も続くのでエアコンに頼っているご家庭も多いと思います。

 

この度はエアコンの容量に関するお話をしたいと思います。

 

エアコン容量の見方

 

よくカタログなどで以下のような表を目にします。

 

 

 

「能力」や「消費電力」は見てもいまいちイメージが付きにくいので、エアコンの容量を決める上で多くの方が参考にするのは「畳数の目安」ではないかと思います。

この表の場合、暖房性能が6~7畳、冷房性能が6~9畳程度と読みがちですが、「木造住宅なら暖房性能6畳と冷房性能6畳、鉄筋住宅なら暖房性能7畳、冷房性能9畳」という表記のようです。

エアコンを効率よく使うために、正しい判断のもと、部屋の広さや断熱性能にあったエアコンを設置したいものです。

 

部屋の広さや断熱性能よりも小さい(容量が足りない)エアコンを設置した場合、

・冷暖房に時間がかかる

・容量が足りないのでフル稼働状態が多くなり、電気代がかか、機械も疲労して故障などの原因になりやすい

ことが挙げられます。

逆に容量が過大だと、

・購入時の初期費用が余分にかかる

・本体の大きさも大きくなり、スペースをとる

ということになりかねません。

 

新築住宅の場合の適正なエアコン容量の算定

 

最近は新築時にエアコンはお施主様が直接家電量販店で購入されるケースが多いです。

その方が工務店や住宅メーカーでエアコンを工事する場合に比べて安価になることが多いためです。

そこで参考にするのが上記のリストですが、前述した見方はあくまで参考なので、全ての住宅にあてはまるものではありません。

築年数が多い建物であればある程度カタログ値を参考にしてもいいかもしれませんが、新築住宅の場合は計算をして定期性なエアコン容量を算定した上で検討することをおススメします。

 

ただ、一般の方が計算するとなると知識も必要なので家を設計した設計士等に聞くのが宜しいと思います。

一昔前に比べると高性能の住宅を建てる工務店や住宅メーカーが増えてきましたので、エアコンの容量の相談をしても恐らく乗ってくれるはずです。

その時の返答が、カタログに載っている畳数を見て決めるよう言われた場合は、このご時世によほど断熱性能が低い住宅であるか、設計士の勉強不足かのどちらかの可能性があるので要注意です。

 

仮にエアコンが工事に含まれている場合は、容量の算定根拠まで確認したほうがよさそうです。

せっかくの高性能の住宅であるなら最大限活用したいものですが、携わる設計士等がその数値などを理解しないまま提案しているのであればもったいない限りです。

計算によるとどれだけ違うのか?

 

最後に、参考として計算をした場合の違いの一例をお伝えします。

高性能住宅といっても数値は様々ですが、広島など比較的温暖な地域で、次世代省エネ基準を満たす程度の断熱性能で算定してみます。

 

Ua値:0.87 C値:0.8 床面積:50㎡(30.25畳)の条件だと、

必要暖房能力→2.78KWとなります。

 

暖房能力で見る理由は、冷房よりも暖房の方が多く働くため容量が小さくなるからです。

市販されているもので近いのは暖房能力2.8KWで、暖房時6畳の商品となります。

30畳の広さなのに計算すると6畳用で済む計算となります。

 

暑さや寒さは個人差があるとして、少し大きいサイズを選んだとしても、3.2KWで7畳用となります。

実際計算する場合は、断熱性能や気密性能と照らし合わして最適な容量を決める形となります。

 

エアコン一台で家全体を空調できる高性能住宅の設計を行う場合は、特に上記のような計算や数値の検討が不可欠です。

そのお話はまたあらためてさせて頂けたらと思います。

 

2019.7.13

上棟 安芸太田の家 広島設計事務所ブログ

只今工事が進捗中の現場の上棟を行いました。

朝と夕方は雨で、昼は快晴という不安定な天気でしたが

雨の合間を狙ってなんとか上棟することができました。

大工さんも10人がかりで作業をしてくれたので

雨が降り始める直前に屋根の防水シート張りが間に合いました。

 

棟が上がると一気に建物のイメージがつかみやすくなりますね。

お昼ごはんはお施主様が出してくださったので、

職人さんも喜んでいたように見えました。

 

 

上棟を終えた夕方から略式の上棟式を行いました。

工務店さんの社長が祝詞をあげたり、棟札を設置して当日は無事完了しました。

今後の現場が無事に進捗することを祈るばかりです。

 

Posted on by 羽田佑輝

 

2019.7.10

店舗改装 現場 広島設計事務所ブログ

只今工事中の店舗改装現場の確認に行きました。

もともととんかつ屋だったものをお寿司屋に改装するというもので、

厨房機器はそのまま使用したりと改装の内容は大きくありません。

ただ7月末にオープンをひかえているため急ピッチで現場の工事が進んでいます。

店舗設計は営業時間にからむので工期がシビアなことが多いです。

 

普段行う設計のように全ての内容が固まって着工とならないこともあり、

工事と並行して内容を確定していきます。

この度は大きな工事ではないのですが、

改装前よりも活気があり、雰囲気もさらによくなる予定です。

お店が賑わってくれると嬉しい限りです。

 

Posted on by 羽田佑輝

 

2019.7.6

リノベーション 完成 広島設計事務所ブログ

以前から工事が進んでいいましたマンションのリノベーション物件が完成を迎えました。

 

築45年ほどのマンションですので、

 

トイレなどの水廻りも狭かったところを広くして、LDKもオープンとし、

それ以外に2部屋+サンルームを確保しました。

 

梁が低いところはもとの高さ以上高くはできないのですが、

 

低い部分には木を貼り、アクセントになるようにして圧迫感を抑えています。

 

木の梁と白い梁が交差しているので視覚的にも空間の変化を楽しむことができます。

壁にはニッチを設置したので本を収納したり

小物を置くこともできます。

 

これから家具を置いたり飾りつけをするので

終わったらまた見に行きたいと思います。

 

Posted on by 羽田佑輝

 

2019.6.30

配筋検査 庚午の家 広島設計事務所ブログ

只今基礎工事中の物件の配筋検査を行いました。

施工図をもとに、図面通り施工されているか確認します。

基礎の配筋は、コンクリートを打設するとあとから確認ができないので

間違いが内容入念にチェックをします。

基礎配筋については設計者のチェック以外に施工者のチェック、

第三者機関のチェックと、三重のチェック体制となっています。

第三者機関は、瑕疵保険を受けるためのチェックなので、

後々不具合が起きないよう厳重な審査となります。

配筋検査は無事終え、あとはコンクリートを打設する工程に移ります。

最近雨が続くので、天気と相談しながら進める形になりますので、

最近では特に、天気予報チェックが日課になっています。

 

 

Posted on by 羽田佑輝

 

2019.6.24

家具選び ショールーム 広島設計事務所ブログ

 

こんにちは、羽田建築設計事務所の羽田佑輝です。

インテリアを考える上で、フローリングやクロスなどと同じぐらい重要なのが家具です。

只今ご計画中の住宅の家具選びを、ショールームへお施主様に同行しました。

新築の際にソファなどの家具は以前から使用しているものを再利用される方も多いかと思います。

思い入れのあるものや、いいものを長く使うことは素敵なことですね。

ただ、そこで新築のインテリアにあわないテイストだとまとまりがなくなりますので、せっかくの新築であれば空間の魅力が最大限発揮できるよう計画したいものです。

 

費用面

 

建物にこだわったため家具や外構にあてる資金が減ることも多いです。

家具はインテリアの一部の上毎日肌に触れるものですし、外構は外から見えるものなのでそれぞれを分けて考えるものではなく、トータルで調和して初めて一つの建築になるのだと思います。

 

ただ費用もかかることなので支払い方法として多いのは建物工事費に家具を含めて一括でローンを組むか、家具を購入する資金分建物金額に上乗せしてつなぎ融資を組み、余ったお金は手元に残るのでそれを家具に充当するやり方もあります。

 

後者は銀行提出用の工事費にちょっとした細工が必要になることが多いので、施工会社の協力が必要です。

方法については銀行ではなく、施工会社に相談されると宜しいかと思います。

家具を作り付けで設置することもありますが、素材や寸法は特注になるためインテリアにあわせることが出来、設置する空間ぴったりに作成できるので無駄なスペースが生じません。

金額的にはオーダーメイドのため内容にもよりますが、そこそこいい家具と同じぐらいの金額になります。

作り付けの場合は建物とともに、オンリーワンのものになるのでそこが魅力です。

もともと使用していた椅子やテーブルを補修して再利用する場合は、状態にもよりますが年数が経っていると一度全てのパーツを分解して不具合がある箇所の補修、塗装をしなおす必要があるので補修に一脚4万円ぐらいすることもあります。

中途半端に補修すると、補修しなかった箇所にガタがでることがよくあるので、きちんと補修をして長く使用するのにも費用がかかります。

 

コーディネートについて

 

建築に合わせて家具を新調したい場合、形や色などを誰に相談したらいいか迷うかもしれません。

その時は家具屋のスタッフさんに相談すると、家具の専門家なのでお好みのイメージにて提案してくれるので助かります。

それ以外としては、建物の設計士やコーディネーターに相談するのがやはり一番かと思います。

家具屋さんだけだと建物のコンセプトやイメージが図りきれない面もあると思いますので、設計コンセプトをもとに、家具屋さんの提案も受けた上で設計士とお施主様で一番マッチするものを探していくことが出来たら理想です。

先日私が見学したのはカリモク家具さんです。

肌触りや椅子に座ったときの体に触れる部分の形状など、こだわりのある設計をされているので見ていて勉強になりました。

特殊な機械が無いと表現できない形状もあったりと、家具専門店ならではのノウハウもあるのでそこは真似できないところです。

メンテナンス

家具は一度購入するとそこからメンテナンスをされる方は少数なのではないでしょうか。

ソファの布や革、椅子やテーブルも天然の木だと家とおなじで、放っておいたら傷みも早くなります。

ソファが皮ならお手入れをしたり、テーブルなどの木はたまに塗装をしてあげたりすると新品の時のようにきれいになったりもします。

家も家具も、手をかけてあげるほど愛着も沸き、見た目にも応えてくれます。

 

最近の家は寿命が長期化しているので、家と一緒に家具も大事に使って長持ちさせたいものですね。

2019.6.18

基礎 現場打合せ 広島設計事務所ブログ

 

基礎の掘方工事中の現場の確認に行きました。

現場監督の方と図面をもとに詳細に打ち合わせをして内容を確認します。

この度の計画は道路から近いので高低差を細かくチェックすることと

 

エレベーターがあるので特別な基礎形状となるため

特に注意をして確認しました。

 

現場が始まるとお施主様との打ち合わせ回数は減るように見えますが、

 

工務店さんとの打ち合わせが多くなり、日々現場も進捗するので

 

神経を使いますので、見えないところで忙しくするのがこの段階です。

着々と仕上がっていくのを実感できるのでそこも楽しみの一つです。

 

 

 

Posted on by 羽田佑輝

 

2019.6.11

基礎 配筋検査 広島設計事務所ブログ

工事が進んでいる安芸太田町の家ですが、

基礎配筋が完了したので配筋検査を行いました。

こうしてみると大きいですね。

鉄筋の間隔や大きさなどが図面通り施工されているか確認し、

特に問題なく検査を終えました。

このまま順調にいくと月末には上棟予定です。

 

Posted on by 羽田佑輝