この度山口県の周南市文化会館で、9/19・20開催されている、ASJ主催の第56回建築家展に出展中です。
詳しくはこちら→https://events.asj-net.com/events/category/event
10月末に開催される香川県のイベントに出展する予定なので、
お近くでご興味がある方は是非ともお越し下さい。
・Posted on by 羽田佑輝
この度山口県の周南市文化会館で、9/19・20開催されている、ASJ主催の第56回建築家展に出展中です。
詳しくはこちら→https://events.asj-net.com/events/category/event
10月末に開催される香川県のイベントに出展する予定なので、
お近くでご興味がある方は是非ともお越し下さい。
・Posted on by 羽田佑輝
設計をする上でオススメすることが多い無垢のフローリングですが、
何回かに分けて特徴などをまとめていまして、
今回は第2弾になるので宜しければ参考にしてみて下さい!
無垢フローリングの表面に塗装をして使用するのですが、
この度は「自然塗料のオスモとリボスの違い」をご紹介します。
よくお客さまから「自然塗料ってたくさん出ているけれど、どれがいいのかわからない・・」「ワックスをかけたほうがいいのか?」などご質問をいただきます。
昔ながらのワックスだと撥水性の面では有利ですが、木の表面に塗膜を生成するためツルツルの仕上がりになり、無垢フローリングならではの本物の木の素材感が失われてしまいます。
普段お勧めしているものは、今からお話する自然塗料「リボス」や「オスモ」が多いのですが、そのほかにも「アウロ」やお米を主成分とした「キヌカ」などたくさんの自然塗料が販売されている商品となります。
どの塗料も一長一短があるので、どの塗料がいいとは一言では言い切れません。なので、それぞれの特性をよく理解していただきご自分の納得いく塗料をお使いいただければと思います。
ではみなさまのより良い家作りのために、代表的な自然塗料のオスモとリボスについてお話させていただきたいと思います。
私が現場で自然塗装で仕上がったものを見て非常に個人的な観点からお伝えさせていただきます。
リボスもオスモもドイツの自然塗料メーカーです。
要するにメーカー名なんですね。
どちらのメーカーも「植物油」を中心とした成分なので非常に安心できる塗料です。
環境問題に厳しいヨーロッパならではの風土なので、このような自然塗料が生まれたのではないでしょうか。
これらのメーカーの違いは何なのでしょうか?
まず成分の違いです。
・リボスは亜麻仁オイルが主成分(亜麻仁とは麻科の植物です。)
・オスモはひまわり油が主成分
どちらの成分がいいというのはありませんが製品によって塗料を塗った後の仕上がり感が若干、違います。
では両社の代表格的内装用商品を比較してみましょう。
リボス社からは「アルドボス」「クノス」という商品、そしてオスモ社からは「フロアークリアー」という商品を比較してみます。
・アルドボス(リボス社)は亜麻仁オイルの成分のおかげで、少しあめ色になる傾向があるが撥水効果があまり期待できない。
しかしながらワックス系の成分が少ないので塗る時によく伸び、塗りやすい。
ツヤ無し塗装。
・クノス(リボス社)はアルドボスより、撥水効果があるが、アルドボスより少しツヤ(3分ツヤ)がでる。
このツヤは次に説明させていただくオスモ社のフロアークリアーと同じ程度な感じ。
・オスモ(フロアークリア―)はひまわり油のほかに配合されているカルナバワックスのおかげで撥水効果が期待できる。反面、リボスに比べれば伸びにくいので塗るのにリボスより時間がかかる。
※アルドボスはリボス社の内装用ツヤなしクリアー商品です。
ちなみに塗る時の「伸び」の違いは、そのまま「塗れる量」にも比例します。
メーカーからの指示書だと、2回塗りということなので、2回塗った時の使用量は次の通りです。
・アルドボス(リボス)
1回目 18m2/L
2回目 30m2/L
・クノス(リボス)
1回目 22m2/L
2回目 40m2/L
・オスモ(フロアークリアー)
1回目 12m2/L
2回目 12m2/L
つまり経済的にはリボス社がいい訳ですね。
このあたりで両者のメリット・デメリットをまとめておきます。
・亜麻仁オイルのおかげであめ色に仕上がる。
・ツヤがない。(ツヤなし希望の方)
・塗料がよく伸びるので経済的
・撥水効果が高い傾向がある。
・塗料がよく伸びるので経済的
・カルナバワックス成分により撥水効果が高い傾向がある。
次にデメリットです。
・撥水効果があまり期待できない。
・アルドボスより少し単価が高くなる。
・塗料が伸びにくいのでリボス社よりも塗れる面積が少ない。
以上が主な自然塗料の違いとなっています。
Posted on by 羽田佑輝
この度進捗しているあるプロジェクトについてコンサルの方から
レクチャーを受けたのち、建築する候補地を確認しに行きました。
レクチャーは貸事務所の一画を借りたのですが、山口市で行ったこともあり、
なかなかちょうどよい場所がありませんでした。。
見に行った候補地は平たく、広々として気持ちのよい場所でした。
詳しい内容は進捗が進んだらご紹介しますね。
Posted on by 羽田佑輝
設計をする上でオススメすることが多い無垢のフローリングですが、何回かに分けて特徴などをまとめていきますので宜しければ参考にしてみて下さい!
無垢フローリングの表面に塗装をして使用するのですが、
この度は「どのような塗装があるか」をご紹介します。
一般的に無垢フローリングの塗装は大きく分けて2つあります。
★一つめはウレタン塗装やUV塗装などの木の表面に膜をはるタイプ。
※ちなみにUV塗装とは紫外線を照射させて塗料を乾燥させていく手法のことで
紫外線をカットする訳ではありません。
★もう一つはいわゆるオイルフィニッシュと呼ばれる塗装剤が木に浸みこんでいくタイプ。
最近は自然塗料と呼ばれる植物系などの樹脂からできているものが人気です。
これらの塗装は一長一短がありますので簡単に説明していきたいと思います。
・ウレタンやUV塗装のメリット
これらの塗装は合板フローリングなどによく使われているタイプで床を保護するには優れた力を発揮します。ある程度、耐水性もありますので日常生活で水などが床に飛んでも取り合えずは一旦、塗膜が水をはじいてくれます。(ただしあまり長時間そのままにしているとやはり水は浸み込んでいきますので水が付いたらすみやかに拭き取ってください。)またウレタンが木材の呼吸をある程度、ブロックしてくれる分、木材の寸法安定性(狂い)はオイル塗装よりも少なくなる傾向があります。
・ウレタン・UV塗装のデメリット
これらの塗装のデメリットとしては、日常生活をしていると、イスを引っ張ったりお子様がおもちゃを床の上で引きずったりすると白い傷が入ることがあるということです。この白い傷は木の床に傷が付いているのではなく塗膜に傷が付いているためにその部分が白くなるのです。これらの傷をきれいにするには、素人ではなかなか難しいのが現状です。ウレタン塗装の傷の補修方法としては、ホームセンターで売られている床用のクレヨンを使い、目立たなくするか、もしくはプロのフローリングの補修業者に依頼するかになります。
・オイルフィニッシュのメリット
最近は天然植物を原料として自然塗装のオイルフィニッシュが人気です。具体的には「蜜蝋ワックス」やドイツの「リボス」や「オスモ」というメーカーの自然塗料がメジャーですね。これらの塗料は「安全性」「自然素材」を特徴にしていますのでそういう意味ではとても安心です。またこれらのオイルフィニッシュは木材に浸み込んでいきますので木の表面に分厚い膜を作りません。ですからウレタン塗装のような「白い傷」は日常生活ではつきません。傷が付いた場合は木の表面に直(じか)についています。無垢材は合板と違いすべて自然の木ですからこの傷ついた部分を軽くサンドペーパーでこすれば傷は目立たなくなります。
このようにオイルフィニッシュの傷の補修は素人さんでもできるのがいいですね。
・オイルフィニッシュのデメリット
オイルフィニッシュはウレタン塗装のように表面に膜を作っていませんので耐水性がありません。水をこぼすとウレタン塗装よりもかなり早く木材に浸み込んでいきます。いわゆる「水しみ」ができやすくなるのです。(水しみもサンドぺーパーでこすれば目立たなくはなりますが・・・。)
また一般的に自然塗装は海外塗装出来ない場合が多く、海外で塗装できるウレタン塗装に比べて価格が高く傾向があります。そのため、最近は無塗装で購入され、現場で自然塗装をご自身で塗ることによりコストダウンをされている方も増えてきています。ご自分で塗装されることでより愛着もわくかと思います。
このように塗装の種類によってメリット・デメリットがありどちらがいいというのはありません。
無垢材の使用状況に応じて最適な塗装を選ばれた方がいいでしょう。
Posted on by 羽田佑輝
工事が進んでいたリフォーム現場ですが、工事も終盤に差し掛かってきたので
薪ストーブの設置を行いました。
天井の工事とあわせて煙突の工事は終えていたのですが、薪ストーブ本体を先に設置するとほかの工事の際に傷などがつく可能性もあるので最後のタイミングで設置となります。
天井にはシーリングファンを設置しているため、夏や冬の空調時に空気をまわして空調効率を上げます。
薪置き場用のラックもご準備頂きました。
Posted on by 羽田佑輝
先週外構工事が完了した物件の現場確認に行きました。
お引っ越しの関係でお引渡し後に外構工事が完成することも多いのですが、
お引っ越しまで少し余裕がある工程だったため外構も最後まで完成しました。
作成した花壇にはお施主様がご自分でお花を植えるスペースを残しています。
隣地の建物が近接しているため、建物の中に日の光を取り入れるために天窓と吹抜けを設置しています。
天井は一部に梁と木を貼ることでアクセントにしています。
インテリアにあわせて家具も購入されたので、お引っ越しが楽しみです。
・Posted on by 羽田佑輝
只今設計中の物件のキッチンの打ち合わせを行いました。
この度はオーダーのキッチンを採用予定なので細かい打ち合わせを進めていきます。
キッチンのショールームで打ち合わせを行いました。
メーカーが出しているシステムキッチンだと、食洗器など採用する設備やグレードにもよりますが、50~80万円が相場のように思えます。
一方、一から作るオーダーメイドや既製品をベースに細かく仕様を変更できる半オーダーメイドのキッチンでしたら、100万円スタートとなりまして、キッチンの製作するところによっても大きく前後します。
キッチンは一番使用する頻度が高い設備の一つなので、今後長く使用することを考えると数十万円の差であれば、こだわりのあるオーダーキッチンを採用されることもあります。
自由度が高いのでその分選ぶのに迷うことも多いですが、完成した時の嬉しさもひとしおだと思います。
Posted on by 羽田佑輝
工事を進めておりましたリフォーム物件ですが、お盆前に一期工事である、LDKの改修を終えました。
断熱改修も行ったため、お盆の間は快適にお過ごし頂いたようです。
住まわれながらの工事だったので、これから一期工事中に生活されていたお部屋の改修を行います。
天井を撤去してオープンにしたので、開放感のある空間になっています。
当初は梁や柱を濃い色で塗装を考えてましたが、上部の丸太は塗装をすると重くなりそうだったので、
一部を無塗装にすることで、木自体の色合いがちょうどよくマッチしているように感じます。
工事が続きご迷惑をおかけしますが、完成までもう一息です。
Posted on by 羽田佑輝
以前より設計を進めております江田島のホテル改修プロジェクトですが、いよいよ来月工事着手予定です。
8/12付の中国新聞にプロジェクトの概要が掲載されたのでご紹介します。
今回の計画が江田島の活性化につながったら嬉しく思います。
Posted on by 羽田佑輝
これから山口市にて新たなプロジェクトが始まるにあたり、関係者と打ち合わせを行いました。
詳細は決まり次第お伝え出来たらと思いますが、これから解決する必要があることも多く先が長そうです。
この度は事業者様やコンサル会社もからめた計画になるため、コンサル会社から色々教えて頂きながら進めています。
移動中に新山口駅に通りかかったので少し見てみました。久しぶりに見たのですが、きれいに改修されていました。
Posted on by 羽田佑輝