羽田建築設計事務所

斜面に開かれた薪ストーブサウナ施設  -MAKI de SAUNA-

種別:新築
所在地:広島県広島市東区上温品
構造:木造+鉄骨
規模:2階建て 109.30㎡

広島市ではまだ珍しい、薪ストーブを使用したサウナ施設を建てる計画。

川が近く、森の中にある計画地は、道路から下がっている、急勾配の斜面地。敷地全てが斜面のため、基礎は鉄骨造、建物は木造2階建てを採用することで斜面地での建築を可能にした。一種低層住居専用地域のため高さ制限も厳しかったが、階高を下げ、天井が低い部分にサウナ室をもってきて、森を眺めることができる落ち着いたスペースとした。

2階は水廻りが付属した個室サウナ2室、1階は森を臨むフリースペースとなっている。フリースペースはコワーキングスペースとしても利用可能。セルフロウリュ可能な薪式サウナと、地下100mからくみ上げた井戸水風呂に入浴後は、森林に囲まれたウッドデッキ上でゆったりと整うことができる。
各所に無垢材を採用し、くつろぎの空間となっている。

市街地から離れた、自然あふれるで場所で日々の疲れから開放される癒しスポットが実現した。