2022.2.18
設計事務所 近隣説明 広島設計事務所ブログ
設計事務所が普段行っている業務についてですが、
机について図面を描くことが主というイメージがあるかもしれません。
実は設計の業務全般的に見ると、出先で用事をこなすことのほうが実は割合が大きいです。
役所との協議や工事中の現場確認、計画前の敷地調査や申請書類の届け出など、表には見えにくい裏の作業が多いのです。
それなので、一日のうち事務所に座っている時間は割と少ないです。
この度RCの9階建てビルの新築計画があり、これほどの規模になると近隣住民への説明が必要になり、
その対応も建築士の大切な業務の一つです。
そのためにはまず近隣にお住まいの方々のお名前と住所をリスト化したものを役所へ提出し、
受理されたのちに近隣説明を行います。
リストアップする際には現地の周辺を確認し、近隣の表札やポストを目視してリストに加えていきます。
その様子は、はたから見ると少し怪しい印象を受けそうですが、
法的にも行わないといけないことなので人の目はあまり気にせずに業務を行います。
あとはゴミの協議なども行うため、大規模な建築になるほど普段イメージのある設計業務とは程遠い作業も多くなります。
こちらは申請作業も順調に進み、
着工も近づいてきております。
Posted on by 羽田佑輝